三四郎はそれから門を出た

okadajn2006-09-14

三浦しをん 著
ポプラ社 発行

直木賞受賞者の作者自身が呼んだ作品、旅、品物など紹介のエッセイ集ですね。バーバが高校生のときに誕生された若い作家だけに高校生が喜びそうな語り口。
本のない生活は考えられない著者が、ふと自分で読む本を見知らぬ他人にゆだねると言う。某日乗った電車で乗客が読んでいた本を3冊、手にとって読むことに・・・
確かに自分で選んで読む本は自分の興味や趣味に偏りがちです。なかなかいい案かも。
また、本中心の彼女が、いつの間にか増殖と表現し、本さえなければ部屋は美しいとも。子どもたちの部屋と一緒ね。そして、手ぬぐいの良さを再発見した話はいい。バーバも集めたいです。
たいいしたことないなとおもいつつ読み終えせられたのは彼女の力かな。